【5日目】
●ロンドン→ユーロスターでパリへ
ようやく街に慣れた頃に移動だったので、名残り惜しくはあったですが、ユーロスタ
ーに乗れるうれしさで朝からわくわくしておりました。チケットは事前に日本の旅行
社で予約してたので割高でした(2等車で16,000円も取られましたがチケットを
見るとUSD99となってたので実際は1万円ちょっと位だったはず)。地下鉄
Waterloo駅で降り、ユーロスター乗り場までちょいと迷って、人に聞きつつようや
く辿り着いた。バーガーキングでお昼ごはん用のセットを買い込み、いざパリへ。
乗り場は、チェックインや手荷物検査などは飛行機に乗る時と同じ様な感じでした。
列車とはいえ海も国境も越えるのでちょっとどきどきしつつ乗り込んだのですが、
さすがに車内はキレイでわくわくしておりました。そして一人で「世界の車窓から」
を気取っていたら、景色的にはあまりぱっとした所がなかったので、少し拍子抜け
してしまった。そうこうしているうちに着いて、待ち合わせをしていたパリに留学中
の友人と再会をはたし、彼女のお宅へ向かう。最初はユースに泊まるつもりだったの
ですが、泊めてもらえることになり、お世話になることにした。ユースは誰でも泊ま
ることが出来ますが、パリの住宅に泊まる機会はそうないので、ラッキーでした。
お部屋は屋根裏部屋で、決して広くはないのですが、壁が傾斜していて風情があっ
て、なかなかステキな所でした。
←ユーロスターにときめく。
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●オペラ座などめぐり中華でウハウハ
友人につれられ、生オペラ座へ。素晴らしい建築と、「オペラ座の怪人」の舞台と
なった場所か〜〜ほおおおと、感心しつつ、コテコテの装飾(彫刻など)に目も
くらまんばかりでしたが、中を是非見てみたいなあと思いました。(現在は主に
バレエなどを上演しているようです)。夕方、友人とその友人達で中華料理屋さんへ
行く。カトリーヌ・ドヌーヴも来たことがあるというレストランでしたが、かなり
おいしかったです。まさかパリで中華開眼するとは。それくらいおいしかったの
ですが、連れていってもらったので、場所を覚えていないのです…失礼。
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【6日目】
●オルセー美術館
朝目覚めると焼きたてのクロワッサンを用意してくれていて、生きててよかったと
感じる。(パリに来たからにはクロワッサンを食べねば!)朝食後オルセー美術館
へ。館内は吹き抜けになっていて3階建。入館料は44フラン。(約880円)
もともと鉄道の駅だったので建築自体も楽しめて一石二鳥です。ルーブルに比べて
規模はそれほど大きくありませんが、それでも短時間ではまわりきれないほど広いで
す。マネ、ドガ、ルノワール、ゴッホなどなど…。特にマネの「笛を吹く少年」の絵
には「教科書にのってたやつや〜〜〜」と、嬉しくなって笛を吹きたくなりました。
ほんとにもう酔っちゃうくらいの名画の数々で、クラクラしてきました。ゆとりが
あれば、1日かけてまわるも良しですね。ぼおーっと。
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●セルジュ・ゲンズブール
友人がゲンズブールファンで、私もゲンズブールはもちろんあのファミリーのファン
なので元ゲンズブール邸に連れていってもらいました。鉄格子でがっちり閉められて
いて中には入れないのですが、ゆくゆくは一般公開するかも、とのことで実現するこ
とを願いたいですね。。入り口にはファンの残したメッセージがいっぱいで、私もそ
の中に加えてもらおうと書いてきました。
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【7日目】
●古着屋さんめぐりとケバブ
パリならば質の良い古着に出会えるかも…と期待に胸おどらせ赴いたのですが、やは
り思った通りグッドでした。ボタンがカワイイコートと、ワンピース、シンプルな
黒のカーディガンなどを購入、トータルで5,000円もしなかったのでウハウハでし
た。丁度その時他にも日本人のお客さんがいて、どうも買い付けに来ている人のよう
だったので、「これが日本でもうちょい高くで売られるんだなあ」と思うと妙にうれ
しくなりました。
お昼にケバブ料理を食べる。私が頼んだのはライスとケバブのセットで、店に貼って
た写真ではまずそうに写っていたのですが、何か御飯ものが食べたかったので頼んだ
らなかなかグーでした。カレー味っぽいライスと、お肉が織り成すハーモニー、夢中
になりました。
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●サクレクール寺院とモンマルトル
絶好のフォトスポット、サクレクール寺院へ。外観の素晴らしさもさることながら、
ドームへ上がって上から見るパリの街並みも最高。(但しなかなか良い運動になる
ことうけあいですが)しばしパリの街並みを堪能しました。そして、寺院前に戻る
と、階段の前の通りでパントマイムをしていて、風変わりなのですが少し悲し気で
雰囲気のある良いマイムでした。日本では道で芸をする人をあまり見ないので。
(昨今少し増えてきましたが。にわかフォークシンガー隊など)。視界に広がるパリ
の街をバックに繰り広げられるマイムはムーディーでしばし別の空間にトリップでき
ました。寺院前は観光客を相手に芸をする人がいるので要チェックです。帰り道、
モンマルトルを通り画家達を横目にずんずん下っていきました。途中、寸劇をして
いる若者やパントマイムしている人などとも出会い、飽きない道中でした。
女性の方には是非パリジェンヌを気取っていただきたいスポットです。
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↑暗黒ぴえろが… |
↑あれま早変わり。 |
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●ゲイパレード
丁度その日はゲイパレードをしていて、キレイな人からこてこての人まで、色々な扮
装をした人々が見られて楽しかったです。パレードをやっている時、道にチラシや紙
屑がいっぱい散っていて、漠然と「これって終わった後どうするのかなあ。」なんて
思っていたら最後に戦車っぽい清掃車がきて根こそぎゴミをさらってゆき、その切れ
味の良い清掃具合にうっとりしました。街ぐるみで行事をきちんと管理していて好感
が持てました。
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↑かなり刺激強し。 |
↑すっすてき… |