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 ■ドイツ/ミュンヘン目次 ■ 

8日目

●パリ→ミュンヘンへ
 ウエルカムボードでうほうほ
●ペンパルのお家でお世話になる
●いざお祭りへ
●アウグスブルグへ

9日目

●ノイシュバンシュタイン城へ
●手料理を御馳走になる

10日目

●ペンパルと別れミュンヘンへ
●ユース(Munchen JGH)
●マリエン広場
●ユースでびっくり

11日目

●ミュンヘン→大阪へ戻る。
 



【8日目】
●パリ→ミュンヘンへ ウエルカムボードでうほうほ

朝目覚めるとフレンチトーストを用意してくれていて、生きててよかったと感じる。
友人にシャルル・ド・ゴール空港迄バスで送ってもらう。パリはまる2日しか滞在で
きなかったので無念であったが必ずまた来ると心に誓い友人と別れる。またしてもル
フトハンザに乗り込み一路ミュンヘンへ。ミュンヘン空港に着くと、10年来の文通
友達、カリナと初対面。とあるシンガーのファンクラブの会報を通じて知り合ったの
ですが、こんなにロングランで文通が続くとは自分でも信じられず、しかもお宅訪問
までしちゃうとは思いもよりませんでした。縁とは不思議なもの…。さて、空港では
出口でカリナがウエルカムボードを手に待っていてくれたので感激ひとしおでした。
テレビではよく見ますが実際自分がされたら結構うれしいもんですな。ドイツ風味な
テディベアもプレゼントしてくれておもわず涙がちょちょぎれそうになりました。
空港より車でカリナの自宅へ。空港から30分くらいの所に自宅があったのですが、
道中の風景が北海道を思わせるようななだらかな丘が続いていて牛くんたちもぶらぶ
らしていて眺めは良かったです。
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●ペンパルのお家でお世話になる
家につくとカリナママが迎えてくれて、ママは英語が話せないので何と言っているの
かはわかりませんでしたがお互いフィーリング&カリナの通訳で意志疎通しました。
お家は素敵な一戸建てで、日本だと豪邸に入る感じでしたが、きっと現地では普通な
のでしょう。近所のお家もだいたい似たような感じでした。お庭もステキで広くてド
ワーフの置き物などがそこはかとなく置かれていてかわいかった。ママがよく手入れ
してるのが伝わってきました。ひとまず泊めてもらうお部屋に通してもらって荷物を
おろし、家族へのプレゼントと(ミニ扇の置き物)カリナにはパリのサクレクールで
買ったペンダントトップ(ハート型のロケットであけると寺院の彫り物付き)、日本
ではやってたテトリスのポケットゲーム。両方なかなか気に入ってくれた模様でひと
安心。その後、リビングでくつろいでいるとパパが帰ってきてごあいさつ。なかなか
キュートなパパでした。
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●いざお祭りへ
着いた時に運良く町でお祭りをしていて、カリナと2人して見物に行ったところ、
小さな町でアジアの人間が珍しいのか、町の人々の注目を浴びて気恥ずかしかったで
す。あのじっとり視線はあんまり気持良いものではありません。昔は日本でも外国の
人が珍しかったので、子供の頃は見かけると「あっ、がいじんさん」と思ったもので
すが、まさか自分が同じ目に合うとは。屋台など色々出ていたのですが、途中で雨が
ざんざん降ってきたので早々に帰りました。
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●アウグスブルグへ
今度はもう少し規模の大きいお祭りを見にカリナの車でアウグスブルグへ。ずらりと
通りに屋台が並んでいて、雰囲気は日本のお祭りの屋台なんかと同じ様な感じでし
た。カリナのお薦めのガーリックパンを探してもらったのですが、見つけられなかっ
たので、かわりにチーズを麺状にしたものを食べてみることに。おいしかったが異常
に量があってしかもえんえん同じ味なので制覇できず半分残して無念。しばらくする
とガーリックパンコーナーがあって、買ってすこしもらったけどすでに満腹だったの
でまたしても無念。でもおいしかった。大道芸やプチオーケストラ演奏なんかを聞き
ながら町の見どころもまわってもらい、教会などを見て帰ってきた。
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【9日目】
●ノイシュバンシュタイン城へ
朝、ハムとプレッツェルを頂き、車に乗り込みノイシュバンシュタイン城へ。道中
ロマンティック街道を通ったのですが、「ロマンティック」というとどうしてもおと
めちっくな風景を想像してしまうのですが、その昔ローマへ続く通商路だったことか
ら名づけられたとのことでした。それを知らなかった時は「何をもってロマンティッ
クな風景なんだ?」とツッコミを入れていたのですが。実際は北海道を思わせる素朴
な風景が続いていて、必死でカリナにそのことを伝えましたが彼女は北海道なんて
知るよしもないので、気のない返事が返ってきて(まあそうでしょうが)意気消沈。
そうこうしている内に現地に到着し、駐車場からお城まで約20分坂のぼり。馬車隊
のお馬ちゃん達が落としていった香ばしいバフンをよけつつお城へと坂をのぼる。
日頃の運動不足がたたり、息も絶え絶えでようやくお城に到着した。場内は英語、
日本語、フランス語、ドイツ語の4ヶ国語ガイドツアーが出ていて英語コースに参
加。しばらく並んで場内にようやく入ると意外と新しい感じだったのでがっかり
(古めかしいのを想像してたので)。しかし窓からの眺めはすばらしく、かわいらし
い村々と湖が見えてロマンティックでした。隣にあるホーエンシュヴァンガウ城へも
行きましたが、そちらも中はきれいでした。お昼にドイツの旅で一番おいしかった
ソーセージサンドをいただきました。やはり本場シャウエッセンは久保田さんも踊り
出すうまさでした。
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●手料理を御馳走になる
帰ってドイツ手料理を堪能か?と思いきやなぜかラザニアを作ってくれた。彼女の自
信作がそれだったからか、不思議に思ったのだが、おいしかったので良しとした。
食後、お庭が一望できるテラスでアルバムを見せてもらった。今は結構良いガタイに
なってるママが、若かりし頃めちゃめちゃキュートで、ほぼモデルさん並みのグッド
ルッキンで思わず誉めまくってしまった。カリナの幼少のみぎりもカワイくてうっと
り。色々解説付きで見せてもらい、特に夏休みは2ヶ月位ロンバケがとれるらしく、
色々な国へ行った写真を見せてもらい羨望のまなざし。ヨーロッパの人は気軽に近隣
の国へ行けていいね、なんて話していました。
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【10日目】
●ペンパルと別れミュンヘンへ
2泊と短い滞在だったがカリナママ&パパにお礼を言って別れ、カリナにバスでアウ
グスブルグへ連れていってもらい、ミュンヘン迄の電車の切符を買うのを手伝っても
らい、駅でハグして彼女とも別れた。これから仕事へ行かねばならないというのに、
列車が来るまで見送ってくれて、またしても涙がちょちょぎれかけました。しばし
ブルーになりながら流れる風景をぼんやり見ていました。
←ミュンヘンHauptbahnhof駅。
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●ユース(Munchen JGH)
ミュンヘンのHauptbahnhof駅に着いて、地下鉄に乗ってユースへ。ドイツ滞在の全
日程をペンパルのお家で過ごしても良かったのだが、1日早くお別れしたのは、どう
してもユース発祥の地、ドイツのユースに泊まってみたかったから。ガイドブックに
よるとシングルルームもあるとのことで行くことにした。…がしかし着いたらまだチ
ェックインの時間より2時間早かったので荷物だけロッカーに置いて街へ行くことに
した。
←地下鉄は無人改札多し。しかしタダ乗りばれたら罰金有。
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●マリエン広場
地下鉄でマリエン広場へ行って、仕掛け時計のある建物、新市庁舎を見たり、おもち
ゃ博物館(テティベアや昔のおもちゃ、バービーちゃんなどがいた。)広場ではパン
トマイムをしていたり、地元の小学生がチャリティーの為、歌を歌っていたりと見て
いて飽きなかった。新市庁舎の近くにペーター教会という古い教会があって、2.5
ドイツマルク(約175円)で塔に登ることもできる。塔の上に息も絶え絶えで登り、
向いの新市庁舎の眺めを楽しむ。仕掛け時計も良く見えて楽しかった。そこから街を
ぶらついてレジデンツ博物館へ。入館料は6ドイツマルク(約420円)。バロック・
ロココ・古典主義の様々な文化様式の豪華なお部屋がずらりと並んでいて、あまりの
きらびやかさに酔いそうなくらい。なかでも王家の子孫の肖像画121枚が金の装飾の
中に飾られている祖先画のギャラリーは圧巻でした。
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●ユースでびっくり
歩きつかれてぐったりしてユースに戻りチェックインしてびっくり、シングルルーム
はないと言う。ガイドブックの情報が古くてシングルがなくなってたのか、繁盛期な
のでやっていなかったのか真相は分らなかったが。仕方がないので普通のドミトリー
にした。受付のおにーちゃんの対応やなんかもけっこう冷たくて、一番期待してたユ
ースが的はずれで、期待してなかったロンドンのユースが良かったというなんだか逆
転の結果になった。その時の客層やスタッフなんかで運があるのかもしれないけれ
ど、やはりフタを開けないと旅はわからないなあと思った(だから面白いのだけれ
ど。)
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【11日目】
●ミュンヘン→大阪へ戻る。
朝、バイキング形式の朝食。チキンやハム、パンといったメニューでしたが、いまい
ちで、しかもミルクティーは寒天の味、オレンジジュースは粉末をとかした味であれ
れ?って感じでした。食後、パッキングをして空港へ。しかし時間を間違えて2時間
早く空港についてしまい、暇をもてあまし空港内をウロウロ。本を読んだり寝たりし
て時間を潰しようやく帰りの飛行機に乗り込みました。駆け足の3ヶ国ツアーでした
が、色々なものを見て、色々な人と出会えた楽しい旅でありました。
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