HOME
 タビタビ旅日記タビ本タビタビBBSタビタビリンクみづたまコラム洋楽純喫茶 
 


●ロンドン到着
ロンドン・ウォータールー駅に到着。
とにかくまず荷物を置く為ホテルコンフォートインアールズコートへ。チェックインして部屋でしばらく休憩。お部屋は狭いながらも清潔でかわいらしい感じで好感が持てました。ロンドンはパリよりも涼しく過ごしやすかった為少しホッとした。ベッドに横たわりしばし休憩。しばらく休んでから、遅めの昼食をとりにソーホー地区へ。


電車の旅もまたオツなものです。


目次へ



●やはりベトナム料理はまいうー
ガイドブックで目星をつけていたベトナム料理店を目指し、地下鉄ピカデリーサーカスで降り、ソーホーへとてくてく歩いてく。しばらく歩くとレストラン「サイゴン」を発見。店に入るもランチタイム後だったので店は閑散としていた。いまいち愛想のよくないおねーさんに春巻き、炒め蟹、ヤキメシ、フォーなどを注文した。お味のほどは、うう〜ん合格。どれもかなりおいしかった。ワイン、お料理をどんどん頼んでいるとだんだんおねーさんの愛想も良くなり最後には笑顔も見せてくれた。特に機嫌が悪かったわけではなかったらしい。2時間程飲み食いした後、気持よく店をあとにした。


目次へ


●ピカデリー散策
定番のボディショップやHMVをブラブラ。CDは日本より高かったので買わなかった。しかしペーパーバックは比較的マシな値段だったので「ブリジット・ジョーンズの日記」と「sex and the city」を購入。なんとミーハーなラインナップ。くすっ。  

※帰国後談===「ブリジット〜」の方を先に読破するぞ!と意気込んで読みはじめたものの、ものごっつい難しくて、最初の10ページ位で止まったまま。イギリス英語が難しいのか、私の英語力が足りないのか?もうちょっと英語力がアップしてから(いつのことや…)またチャレンジしようと思う。
目次へ



●ミュージカル「ALL YOU NEED IS LOVE!」
何かミュージカルを見ようということになり、どの演目にするか旅メイツと相談していたところ、新しいミュージカルで、LENNON&MCCARTNEYの「ALL YOU NEED IS LOVE!」というミュージカルのチラシを見つけた。前評判も、どんな内容かも知らなかったのですが、恐らくビートルズの曲がふんだんに使われたミュージカルだろうということでチケットを購入した。劇場は、ピカデリーサーカス駅周辺の劇場が点在する地区にある、QUEEN's theatreという所。劇場に入ると、こじんまりした劇場で、観客はほとんど観光客といった感じ。1階席の後ろの方が少し空いていて、満席にはならなかった。大丈夫かな?と心配しつつ舞台の幕があがる。青年がソファに1人座っていて、「In my life」を歌うところからミュージカルは始る。そして全編ビートルズの歌とダンス。こ難しいセリフありのストレートプレイ(劇)よりは観光客むけで、英語がわからなくても歌+ダンス共にすばらしく、充分楽しめる内容でした。男女10名程のキャストで舞台ところ狭しと歌い、踊る。ソウル、ポップ、ダンサブル、ロック調と、色々な音楽の要素を盛り込んで、見ごたえたっぷりでした。特に、「アリーmy Love」にでてくるレネに似たおねーさんのソウル調のうたはとってもよかったです。

         



目次へ


【5日目】
●テート・モダンへ

前日移動したり、ロンドンは寒かったりで疲れがでたのか、朝寝坊し9時おき。ぼちぼち支度をしてから、世界最大の現代アート美術館というテート・モダンヘ。Southwark駅というのはわかっていたのですが、マップに載っていなかったので、駅からはいかにも行きそうな人の後をついていった。もと発電所の建物で、外観の写真はガイドブックにのっていたので、その建物を目指し、なんとか到着したのち、朝食をとる為いきなりカフェへ。広々としたカフェからは目の前のテムズ川越しにセントポール寺院が見える。とっても眺めがいいし、カフェのスタッフはナイスガイ&おきゅーとなおねーさんばかりで愛想もいいし最高。海外ではなんとなく意外なミックスジュース(!?)とベーコンサンドイッチをオーダー。どちらもおいしかった。そしていよいよ本命のギャラリー内へ。ピカソやダリ、ウォーホール、リヒテンシュタインなどの巨匠の作品から、現在活躍しているアーティスト達の作品まで幅広く展示されていてなかなか興味深かった。特に巨大なオブジェ達は一見の価値あり。スケールが大きく、私にはテーマがわかりにくく難しいものもありましたが、色々想像の羽をひろげて眺めているのには最適な場所であることは確かです。
←広い。とにかくだだっ広い。
目次へ


●ワインの博物館ヴィノポリス
地下鉄ロンドンブリッジ駅で下車し、ヴィノポリスを目指す。これまた地図がなかったので、インフォメーションで場所を聞く。しかしちょっとわかりずらい場所にあり、ウロウロしてようやく見つけた。11.50ポンドで5種類試飲できるチケット付き入場券を買う。パリの方のワイン博物館とは対象的にこちらはけっこう現代的なつくり。外観もモダンな感じ。世界20ヶ国以上のワイン産地を紹介している。途中4ヶ所ほど試飲スポットがあり、なんとシャンパンも試飲できた。最初に試したのがシャンパンでしたが、のどが渇いていたのも手伝って劇的においしかった。お客さんがあまり入ってなくてさみしかったですが、ずーっとカウンターのおにーさんやおばさんとしゃべり続けてる人や、1人でふらっと来てる女の子などがおりました。おみやげコーナーも大きいし、なかなか雰囲気のよい所でした。


ヴィノポリス試飲コーナー


近代的な外観。右はリーフレット


目次へ。


●アフタヌーンティーそれは午後のお茶。
イギリスと言えば紅茶、ということで、アフタヌーンティーを楽しむ為フォートナム&メイソンへ。高級感がプンプンただよっているだろうとドキドキしながら店内に入ると、地元客こそお上品系の人が多かったが、他は観光客ばかりといった感じであった。サンドイッチ、スコーン、ミニケーキなどの3段がさねアフタヌーンティーセットをオーダー。どれもとても美味し〜い。特にスコーンにつけるちょっぴり甘いバターがお気に入りました。たっぷりとポットに入った紅茶を楽しみながら、ゆったりとした時間をすごす。なかなか贅沢なひとときでした。
目次へ


●ロイヤルアルバートホール/プロムスへの道
夏のオーケストライベントとしてイギリスで有名なのがプロムス。7〜9月に約2ヶ月にわたって毎日開催されている。特にクラシック通という訳ではありませんが、せっかくプロムスの時期にロンドンに来たのだから、とロイヤルアルバートホールへ向かうことにした。3ポンドのバルコニー席(席といってもスペースが提供されているだけで、座席なし。地べたに座る。しかし飲食も自由でゆったり聴けるらしい)があると、ガイドブックで前もって調べていたので、バルコニー席をねらい、ワインとチーズを持ってアルバートホールへ。いさんでチケットカウンターへ行くと、高い座席のある席が残ってるだけであとは売り切れとの切ないお言葉。がびーん。大ショック。わくわくしてホールへ向かっただけにがっかり。人気の演目だったのか、有名な人が出ていたのか謎でしたが、とにかく残念でありました。
←あこがれのロイヤルアルバートホール。
目次へ


【6日目】
●ロンドン宿パソコン

ロンドンのホテルも朝食付きでしたがけっこう質素で、パリの朝食ほどナイスではありませんでした。朝食後、ホテルのPCでメールを送ろうとしましたが、日本語が入っていないパソコンだったので、ヤフーメールもhotmailも文字が化けらったで困りました。仕方ないので勘でメールを送信しましたが、ちゃんと送信出来ていたようでびっくり。
目次へ


●ノッティングヒルの恋人
部屋に戻って旅メイツとその日のプランの相談。まずノッティングヒルへゆくことに。平日なのでマーケットはやっていませんでしたが、プチバトーの店や、ブティックなど、ちょこちょこかわいい店があった。てくてく歩いていると、お昼時間が近づいてきたので、ガイドブックにのっていたベルギー料理のお店「BERGO」へゆく。ムール貝とベルギービールを堪能した。店の内装、雰囲気も良いし、スタッフも親切で気をつかわず、居心地がよかった。
目次へ



●ロックサーカス
それからロックサーカスに向かい、ろう人形鑑賞。3年前に来たときからちょいと展示の仕方が変わっていました。カテゴリー・年代別になっていて、見やすくなってはいましたが、動くろう人形のショーはなくなっていてつまらんかった。経費がかさむのでやめたのでしょうか。残念。亡くなられたスターのコーナーは墓場になっていて、「あらこの人も?」ってな感じで意外な発見アリ。ジャミロクワイのJKやスパイスガールズと写真を取りました。
ミーハー魂満開。



メンバーになったつもりでパチリ


目次へ



●いつか王子様が
コヴェントガーデンでぶらぶらしていると、お店の横の車道に女の子の人垣ができていたので、アイドルでもいるのかなあと近寄ると、車道に止まっていたバスの中になんと…………ウィリアム王子が! おもわずにわかファンになってしまう位美し麗しかったです。ウィリアムは笑顔でバスの窓から投げキッス。世界中で投げキッスさせたらあなたの右に出る人はいないでしょうというくらいハマってました。投げキッス選手権間違いなく1位です。きっと小さい頃からずっとやっていて自然に身についているのでしょう。すごい…。ほんとにそこいらのアイドルよりステキでした。とろけました。今回の旅は、ツールドフランスに遭遇したり王子様を見たり、結構偶然のラッキーがありました。


心霊写真?しかし麗しかった〜・


目次へ


●タイ料理食べるタイ!ブサバイータイ!
わたくしご贔屓の日本食レストラン、「ワガママ」のオーナーの1人が作った「ブサバイータイ」という店があるというのをガイドブックで見て、間違いなく美味しいだろうと、訪れることにしました。タイ料理のお店ですが、辛さはひかえめで少し創作料理っぽい感じ。でも本当にどれも美味しくてお値段もお手頃。スタッフのルックスもサービスも最高となれば、行列もうなずけます。その日は雨が降り続けてましたが、店の前にはずらりと行列。客足が減る様子は全然ありませんでした。春巻きやフォー、トムヤンクン、牛焼きめし。を頼んでおなかいっぱい。幸せな気分で宿へと戻りました。
目次へ


【7日目】
●ナイツブリッジにて

滞在最後の日。フライトは夕方。朝出発前にチェックアウトを済ませて、スーツケースだけお宿に置かせてもらって外出することに。あまり遠出もできないので、ナイツブリッジでウロウロすることにした。定番ハロッズへ向い、旅メイツと別れしばし自由行動するも、敷居が高くて特に買いたいものはなし…。しかし、それぞれのフロアの内装が凝っているので、中を見ているだけでも楽しい。おトイレもごーじゃす&ビューティフルだけど撮影禁止。さすがハロッズ、トイレとて格調高い。特に欲しいものはなかったので、おもちゃコーナーやCDショップを見学。DVDは買っても日本で見ることができないので買わなかったけれど、ショップにフレンズやアリーのDVDがあったので興味深かった。(今イギリスではアメリカドラマが人気らしいのです。)しばしウインドウショッピングを楽しみ、少し早いけど時間が余ったのでお昼をとることに。近くを歩いておいしそうなお店を探した。何件か候補があったのですが、比較的良心的なお値段のタイレストランのランチに決定。トムヤンクン、ココナッツカレーを食べましたがなかなかナイスなお味。…がしかし、あとでえらいこっちゃになるとも知らずに、その店で手持ちのポンドをほとんど使い切ってしまったのでした。
目次へ



●B級グルメ
今回の旅のジャンクフードの中でピカいちだったのが即席マッシュポテト。カップラーメンと同じく、お湯をかけて食べるのですが、即席とは思えない位おいしかった。おもわずおみやげに食料品店で買い込みました。好き嫌いあるのかもしれませんが、私にはヒットの味でした。ロンドンに行かれる方、是非トライしてみてください。


目次へ


●ヒースローへ
さてお宿に戻りスーツケースを取って、タクシーを呼んでもらって空港に向かう。ボロいおベンツタクシー、メーターなしだったので、不安がよぎった。しかしお宿が呼んでくれてるところだからえげつないことはされないだろうと(これが甘かった)乗り込んだ。午前中は晴れていたのにだんだん雲行きがあやしくなってきて、スコールのごとき大雨。旅の疲れも手伝ってしばしうたたね状態。(あぶねー)30分ほど走ったところでようやく空港に着いた。それから…。金額を聞くと、えらい高くて、(たしか40ポンドくらい。)私の残金では、払えなかった。滝汗。旅メイツもきつきつだったが、フランスフランを持っていたので、それで私の足りない分を出してもらってなんとか事なきを得た。運ちゃんも、携帯でレートを聞いて、「まあそんなもんでしょう」と、話はついた。旅の終わりに冷や汗どばどば。でした。
目次へ


●旅の一期一会
空港にて、おみやげ、ウイリアムハガキなどを購入したのち、ゲートへと向かう。しかし、予定の時間になってもいっこうにゲートが開かない。ぼんやり待合いに座っていると、前の列に座っていた韓国人観光客ちーむがなにやらさわがしい。楽しげな笑い声がきこえ見ていると、観光客ちーむの中のおばちゃんが、白人の女の子の髪をとかしてあげていた。女の子のぼさぼさ頭が気になったのか、おばちゃんは美容師なのか、謎は残ったが状況から察するに「あんたそんなぼさぼさのままでー。ほれ、おばちゃんがやったげるわー。」てな感じで、見事なおばちゃんの手さばきにより、きれいな編み込みの三つ編みヘアーの出来上り。見ていた観光客ちーむからも歓声があがる。女の子もうれしそうだ。それをみていた女の子の妹も、「わてもやってーよ。」とばかりにおばちゃんの前へ。また笑い声があがる。おばちゃんは妹にも三つ編みおさげをつくってあげて、妹も大喜び。見ていた女の子の両親も、姉妹の写真をとったりおばちゃん達とおしゃべりしながら楽しんでいた。なに気ない空港の待ち時間。色々な時間のつぶし方もあるもんだなあと感心した。女の子達がどこの国の人達かは知りませんが、おばちゃん達は「いつか韓国にきてねー。」と言っていた。(それでおばちゃん達が韓国のひとだとわかった。)ちいさな国際交流を見たひとときでした。
目次へ


【8日目】
●機内にて

そうこうしているうちに、ようやくゲートがあいて、飛行機に乗り込めた。機内はほぼ満席で旅メイツとも席が離れてしまった。窓から3人がけで、私は窓側だったのですが、通路側の女の子にだめもとで頼んだら席を替わってくれたので通路側へ。真ん中の席の子はロンドンに留学中の女の子で、一時帰国の為大阪へ戻るのだと言う。世間話したのち少し眠った。帰りは行きよりは眠れた。やはり疲れていたのだろうか。長い長いフライトののち香港に到着。予定より遅れて着いたので乗継ぎ便が待ってるか心配しましたが、ばっちり乗ることができました。こうして我らは一路大阪へ。食い倒れツアー終了となりました。


目次へ