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Jewel(ジュエル)
 Jewel/本名:ジュエル・キルヒャー
 1974年5月23日 ユタ州ペイソン生まれ、アラスカ育ち。
★6歳頃から、シンガーだった両親と一緒にステージで歌う。10歳で哲学書を読む。
★82年に両親が離婚、父親とアラスカ中のバーやレストランで一緒に音楽生活を行なう。
★90年ミシガン州のアカデミーに奨学生として進む。卒業後母親とカリフォルニア州で
 音楽中心の生活が始まる。お金を節約する為、車に寝泊まりしたことも。  
★93年コーヒーショップでの地道なライヴ活動が評判を呼び、
 翌年アトランティック・レコードと契約。
★95年にデビュー・アルバム「心のかけら」を発表、長い年月をかけチャート
 をジワジワと上昇し、最終的には全米で800万枚を超えるセールスとなる。
★97年10月、初来日公演を行ない、ライヴ・パフォーマンスを披露。
★98年3月、映画デビュー作『楽園をください』の収録に入る。
 同年5月に2ndアルバム「スピリット」を発表
★99年11月にはクリスマス・アルバム「ジョイ:ホリデー・コレクション」を発表
★01年にアルバム「This way」を発表、日本ツアーも行う。
★9.11事件の際、彼女の曲「Hands」が多くの人の心のともしびとなる
★03年、得意のアコースティック系イメージを塗り替えるダンサブルな
 ナンバーがならんだアルバム「0304」を発表。
〜ALBUM〜
心のかけら  1997/9/25発売
演歌歌手のような熟成型の売れ方をした1st。コーヒーショップの雰囲気そのままに、ライブ感あふれる構成。
ジュエルの歌詞がとてもインパクトがあり、「pieces of you」の一節、"アグリーガール、アグリーガール、
(ブスな女、ブスな女)あんたが彼女を憎悪するのは、自分にちょっと似ているからじゃない?" 
"ホモ、ホモ、あんたが彼を憎悪するのは自分にちょっと似ているからじゃないの?"なんてどきっとする表現もある。
他に"Foolish games"や"Angel standing by"は、ドラマチックで非常に美しいメロディーなので必聴です。
スピリット  1998/11/26発売
アーティストにとって2ndアルバムは勝負の1枚(人気が落ちるか上がるか明確になる)ですが、彼女の才能
の前にはそんな心配も無用とばかりに粒ぞろいの曲ばかり。シングル・カットされた"Hands"は、国境や民族
を越えて万人にアピールする曲だし、オープニングの"Deep water"は暗闇から光がだんだんさしてゆく様に、
サビに近づくにつれドラマティックに展開してゆく曲。"Jupiter"はジュエルのヴォーカルがとてもセクシー。
又、このアルバムはジュエルのママに捧げられていて、"This little bird"というデュエット曲も収録されている
ジョイ:ホリデイ・コレクション 1999/11/10発売
クリスマスアルバムは色々なアーティストを出しているけれど、このジュエルのアルバムは私の愛蔵盤です。
聴き慣れたクリスマスナンバーも、ジュエルが歌えばとても新鮮。完全にジュエル色に染まっています。
特に"Hands"のクリスマス・バージョンはとってもおごそかで、せつなくなる編曲。今にも天使が舞い降りて
きそうな雰囲気すらただよう(フランダース最終回?)このアルバムでも、ジュエル・ママが"Face of love"
という曲に参加してます。ママの声もジュエルよりちょっとハスキーでなかなかステキです。
ディス・ウェイ 2001/10/31発売
最初はなじめなかった3rdアルバム。しかし聴いていくうちにその良さがわかってきたスルメアルバム。
ライブでは、バリバリのロックナンバーも披露してくれたジュエルだけれど、このアルバムにも"Love
me just leave me alone"の様なライブ映えするロックな曲が収録されている。シングル・カット
された"Standing still"はエイスオブベイスやコアーズも手がけたリック・ノエルズとの共作。
颯爽と馬に乗りかけてゆくジュエルの姿が目に浮かぶようなスピード感ある曲に仕上がっている。

0304  2003/6/11発売
このアルバムのTVCMを見たのですが「今度のジュエルは、セレブです!」みたいなキャッチコピーでした。ちまたで
「セレブ」って言葉が乱用されてますが、このコピーもはてな?でした(「ゴージャスだ」みたいなニュアンスを出し
たかったんでしょうな)このアルバムは好き嫌いが分かれる1枚だと思います。従来のスタイルが好きな人は「あら?
ダンス系寄り?」って感じかもですが、私はOKでした。「あなたの直感を信じて、あなたの心に従って」という
"Intuition"は歌詞も良いし、ヴォーカルもパワフルでセクシー。色々な球を投げるジュエル姉さん、次も楽しみです。

←ジュエルの映画デビュー作
『シビル・ガン 楽園をください』 (原題:RIDE WITH THE DEVIL)
1999年/米国/138分
監督:アン・リー(グリーン・デスティニー)
出演:トビー・マグワイア/ジョナサン・リース・マイヤーズ/
   スキート・ウーリッチ/ ジュエル

●この映画をビデオで見ましたが、キャスティングがナイス。ビッグ・ネームな訳では
ないのですが、"サイダー・ハウス・ルール"や"スパイダーマン"のトビー・マグワイア、
"ベルベット・ゴールドマイン"のジョナサン・リース・マイヤーズなど。若手実力派の
方々揃ってます。ジュエルは思ったより登場していたのですが、役としてちょっと弱い
かなと思いました。(あんまり活躍する場面がない)でもスクリーン映えはかなり良い
ので、女優さんの仕事もどんどん挑戦して欲しいです。
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