LIVE REPORT
ライブの感想を綴るコーナーです。
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■Sheryl Crow(2002年10月28日 大阪城ホール)
1stアルバム「Tuesday Night
Music Club」を買ったのが今から
10年程前。何故かテープで購入したのですが(安かったからか)
ほんとすりきれる位よく聴きこみました。
歌詞カードが付いてなかったので、曲を聴きながら歌詞をメモって
お手製歌詞カードを作って歌ったりしたものです。
1stは好きでくり返し聴いたものですが、2ndはイメージががらっと変わって
「攻め」のビジュアルイメージとかもあまり好きではなかったので
アルバム購入には至らず。
結果1stと「Sheryl Crow and the friends」、最新アルバムの「c'mon,c'mon」の3つしか
持っていなかったのですが、曲はだいたいわかるし、楽しめるであろうと
残りのアルバムの予習なしでライブに挑みました。
会場の男女比率は半々位といった所でしょうか。
年齢層は20代〜位の感じで落ち着いた雰囲気でした。
客席はスタンド上部分に空きが目立ち、ジャパンツアーの最終日にしては
寂しいこと このうえなかったです。
アルバム「c'mon,c'mon」の1曲目である"Steve McQueen"がオープニング・ナンバー。
「ライブで楽しめる曲を集めたアルバムにしたいと思った。」というシェリルの言葉
そのままにギターのイントロがかっこよくて、疾走感=ドライブ感たっぷり。
「道」つながりで2曲目の"Everyday is a winding road"へ.
大阪公演だけのお披露目となったストレートヘアーにアコギをかきならすシェリル
姉さんは男前のひとことにつきました。アルバムではレニー・クラヴィッツと歌った
"You're an original" もええ感じでした。ポリープで来日公演が中止になったレニー様、
シェリルとの夢の競演が生で見られたらステキだったろうなあとふと思いました。
"Leaving las vegas"ではオーディエンスにマイクを向ける場面も。コーラスの部分
「Oh oh oh oh〜♪」での合唱でしたが簡単なパートだと皆一体となって
歌えるんでありがたかったです。好きな曲だったんで個人的にも 盛り上がりました。
私の中での今回のライブのハイライトは"Strong enough"。
ミラーボールがくるくる回り、ギターを弾き うたうシェリルを光が包んでいました。
彼女の曲の中では一番好きな曲なので、イントロを聴いた時は
「きたきたきた〜〜!」と心の中で絶叫(笑)。
"God,feel like hell tonight"って最初のラインが印象的で
くり返し聴いた曲だけに、生"Strong enough"はかなり感動モノでした。
後半はやはり"All I wanana do"で大盛り上がり。
"Soak up the sun"、"Neighborhood"でハイライトを迎え、アンコールは
心うつバラード"Safe&sound" 。 MTV VideoMusicAward2002でもピアノを演奏しながら
歌っていましたが、ライブでも同様にピアノの前で歌うシェリルは
小さい体格からは想像も出来ない位のダイナミックさを感じました。
英語で、日本語ほど直接意味が耳に飛び込んでこないのに、
映像が浮かぶ歌ってあるんですけど"Safe&sound" はまさにそんな感じでした。
ラストはうってかわってタイトルさながら"Rock and roll"。
床までつくヒデキフリンジを腕につけてピアノの上で踊るシェリルに
会場は大盛り上がり。私は曲は知ってるけど「誰のカヴァーだっけ?」ってな
感じでしたが、かまわずはじけ&ぶちぎれました。
ハッピーな空気をふりまいて男前シェリル姉さんは去ってゆきました。
いいもの見せてもらいました。
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