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 ■ベトナム目次 ■ 99年8月7日〜8月12日=6日間

1日目

●アオザイと笑顔の国、ベトナム/ホーチミン
●タンソンニャット空港→ホテルへ
●ナム・アンとの出会い

2日目

●ホーチミンぶらぶら節
●アオザイをオーダー
●シンカフェへ
●ビンタイ市場へ
●またしてもZAKKAそしてレモングラス

3日目

●ミ・トーツアー出発インメッコンデルタ。
●メコン川/ミ・トー桟橋到着
●養蜂農家とジャングルクルーズ
●ナムアン2回戦

4日目

●滞在最終日&ナムアン3回戦

5日目

●ありがとうベトナム
 

【1日目】
●アオザイと笑顔の国、ベトナム/ホーチミン

旅好き美食家ギャル3人衆でいざホーチミンへ。アジアとヨーロッパのテイストが
ほどよく混ざったお食事が楽しめると、出発前の下調べで前評判を知っていたので、
お食事も楽しみのひとつとして期待に胸ふくらませ出発。関西国際空港で待ち合わ
せ、空港で旅行の保険かけ、14:30頃日本航空/ベトナム航空共同運航便にて空港
を飛び立つ。機内食は若鶏バンバンジーソースと白身魚の白ワイン蒸しと選べ、
私は若鶏にしたが、人が食べている白身魚の方もおいしそうだった。味付けさわ
やかな機内食を楽しみ、ワインも飲んでごきげんで、映画などを見ているうちに
6時間程でタンソンニャット空港に到着。時差が-2時間程なので現地は6時半位
でした。
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●タンソンニャット空港→ホテルへ
空港ではスリなどにあわない様に気をつけようと、キュッと気持をひきしめる。
しかしホーチミンはえもいわれぬ蒸し暑さで、日本では体験したことのない熱帯
ムードに少し頭がくらくらしてきて、緊張で胸が高鳴り、1人でドキドキしていた。
ほどなく現地の係員さんに出会い、私達を入れて同じツアーの人10数名でバスに
乗り込む。皆ホテルがバラバラで、まず私達のホテル、オスカー・サイゴンに到着、
チェックインの後お部屋に入る。3人だったのでエキストラベットを入れてもらう。
ジャンケンで決めて後はローテーションで1日づつ交代することになった。いきなり
ジャンケンに負け、エキストラに。スプリングがなんとなく不安定で寝ずらかった
のでベットは折り畳んでマットレスだけで寝ることにしたがその方が快適であった。
お部屋は清潔でバスルームも広かったのでいい感じでした。
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●ナム・アンとの出会い
お部屋で少し休んだ後、夕食を求めてホテル近くを散策。ドンコイ通り沿いをサイ
ゴン川方面へ下っていくと、カジュアルウエアショップやアオザイショップ、各種
レストランが集合した一角があり、その中にオープンエアのナム・アンレストラン
があり、雰囲気が良さそうだったので入ることにした。入り口にはアオザイを着た
美形のおねーさん2人がいて、席へと案内してくれる。店内は池があって、そこに
橋がかっていたり、テーブルのセット(ナプキン、箸置き、お皿)なんかがかわい
くて乙女心をくすぐられた。まずベトナムのビール333(バーバーバーと読む。)
を頼み、乾杯。ほどよくごきげんになったところでお食事が運ばれてくる。まずは
スープから。あっさりしてて、でも味がしっかりついてたのでかなりおいしかった。
次に揚げ春巻きで、生春巻きが有名なように思われがちだが、揚げてる方もかなり
おいしかった。日本で食べる春巻きとは又違って、大きさも半分くらいなのだが、
一緒についてくるタレにつけて食べ、このハーモニーが最高。久々に感激するほど
おいしかった。次はオーダーに迷っていると店のおにいさんが薦めてくれた味付け
ガニ。どのように味付けしているのかは不明なのだが、おそらく茹でた後に炒めて
あって、カラの固いカニなのに、中まで味がちゃんとついててものすごくおいし
かった。あとはお肉のしゃぶしゃぶなどを頼み、さすがにおなかいっぱいに。
初日からいきなりおいしいものに囲まれ大変幸せ。そしてなにより食事中に自然の
風を感じられるので倍おいしく感じられました。
←うわさの激うま蟹。うっとり。
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【2日目】
●ホーチミンぶらぶら節

ホテルにてバイキングの朝食をとり、街を散策すべく出かける。グエン・フエ通り
にある国営デパートへ入り、中をぐるぐる。商品はやはり安く感じた。定価がない
と言われるベトナムでも、国営ということもあってか、ボラれたりはしなさそうで
あった。特にCDが安くて(日本円で250円位)正規のものかどうかはあやしいけ
どちゃんと聴けたので、日本で買い迷ってたのをごっそり買えてご満悦でした。
その後ガイドブックでよく紹介されているブティック「S×S(エスバイエス)」
へ。ベトナム人女性デザイナーの手による洋服や小物はシンプル&エスニックな
感じで好感度大でした。赤いシルクのチャイナ風バックをゲットし店を後に。街を
ぐるぐる歩いているとお昼になったので、おいしそうな店をさがしていると、初日
に行った「ナム・アン」の向かいが中華料理屋さんだったのでそこに入ることに。
入り口には水槽がずらっと並んでいて、色々な魚や蟹さんがいた。空腹にまかせて
色々頼んだは良かったのだが、ボリューム満点だったのでお腹がぱんぱんになった。
←ホー・チ・ミン像前。
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●アオザイをオーダー
ベトナムと言えばアオザイ。安くで気に入った生地が見つかったら、この旅でオー
ダーしようともくろんでいたので、いくつかショップをまわった。普段日本でも着
れそうなものを探していたら、「ZAKKA」というお店で丁度いい生地が見つ
かったのでシャツタイプのコットンのアオザイをオーダーした。グリーンのチェッ
クで、かわいい生地だったので皆気に入り、お揃いでオーダーした。アオザイの店
は色々あったけど、生地やデザインは日本人好みなのではと思う。オーナーが日本
人の方で、スタッフも全員日本語OKなので、希望を伝えるのには苦労しなかった。
細かく採寸してもらって出来上がりまで1日半位。完成が楽しみ
←ハンモックでこどもが寝てた。気持よさげ。
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●シンカフェへ
ガイドブックなどで比較的安いとお薦めされていたシンカフェへ赴く。翌日のミ・
トー1日ツアーを申し込んだが1人7ドルとやはり安かった。他の所の同じような
ミ・トーツアーは40ドル位していたので結構破格ではないかと思う。受付の
おねーさんの愛想も良かったし、なかなか好印象を持った。
←シンカフェ前。ツアーのバス待ちの人でにぎわう。
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●ビンタイ市場へ
ベンタイン市場と似た名前なので間違えてしまいそうだが、ビンタイ市場はチョロ
ンにある大型マーケット。小売りというより卸しの店のようで、靴なら靴ばっかり、
カゴならカゴ、台所用品なら…といった具合に各専門店がひしめきあっている。
龍の置き物がある中庭があって、そこを囲むように1、2階に分かれた回廊がある。
とにかく大きくて見回るだけで疲れるので中庭で休憩しつつぼちぼち回るのが良い
かも。我らギャル3人衆は、暑さとホコリにやられてお疲れ気味で何か買い物をす
る意欲すら失っていたので1周して中庭で休んでギブアップして出てきた。そこか
ら歩いて近くの寺院を目指したが、道が鋪装されていない為、砂ぼこりが舞い散り、
照りつける暑さにさながら砂漠をさまよう旅人の様になってしまい、1キロも歩か
ないうちにまたしてもギブアップで通りがかったタクシーに乗り込む。とにかく
一度宿に戻ってリフレッシュすることに。
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●またしてもZAKKA、そしてレモングラス
ホテルで軽くシャワーを浴びて生き返ったあとは、周辺を見て回ることにした。
そして吸い寄せられるように又ZAKKAへ行って、すでにシャツタイプのアオザ
イをオーダーしていたのだが、本格的なドレスタイプのものが欲しくなったので、
またも採寸してもらい、お揃いの生地でサンダルも作った。ドンコイ通りには他に
もかわいい雑貨の店があるので、うろうろしているうちに夕方になった。その日の
夕食はガイドブックなどにもよく載っていた「レモングラス」へ。ちょっぴり高級
レストランといった風情で、私達の他はほとんどが欧米のお客さんだった。他より
は多少お値段高めだったが店内の雰囲気はとても良かった。期待して行ったからか、
味の方は????という感じで、おいしいのだけれど、ナム・アンには負ける
かな…と思った。
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【3日目】
●ミ・トーツアー出発、インメッコンデルタ。

ホテル前からタクシーに乗ってシンカフェ前へ。集合時間より少し早めに着いて、
しばらくバスを待った。ほどなくして1日ツアー用のバスが来て、3人だった為
最後尾の席に着いたがそれが失敗で、席の背もたれが前かがみになって歪んでいて、
動かしてもびくともせず結局直せなかった。ミ・トーまでの3時間の間、不自然な
姿勢で座っているはめになってトホホ。ミ・トーまで距離的にはそんなに遠くない
はずなのだが、道が鋪装されていないのと、バイク軍団をよけつつ走るためたいし
て速度をだせないのとでゆっくりと目的地へ進んだ。そしてこのツアーにはガイド
のおじさんが1人ついていて、吉本の池乃めだかさんの様なちっちゃなおじさんで、
味のある顔をしていて、道中英語でずっと説明をしてくれるのですが、説明の中で
「〜〜イン・メッコンデルタ。」という単語を連発しており、彼のメコン川に対す
る熱い思いを聞かされた。野鳥の会が使用しているカウントの道具で回数を数えた
ら、ゆうに100回以上は言ってたに違いありません。めだかさんの説明も終わり、
車窓の眺めを見ていました。だいたいずっと同じ風景でしたが、道ばたで売って
いるフランスパンは異常においしそうでした。日本でも田舎へ行くと道ばたで
みかんやすいかや色々なものを売っていますが、そのノリと同じだなあと思いつつ
眠りについた。そして目覚めると川岸に到着していた。
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●メコン川/ミ・トー桟橋到着
初めてみるメコン川は川幅がとても大きく、雄大な感じであった。乗り込んだ船
は、窓がないむきだし状態に手すりとベンチがあるだけのかんたんな船だったので、
吹き抜ける風がとっても心地良くて、旅メンバーの1人は眠りについていた。
(すかさず激写したが)ほどなくしてメコンの島に着き、ココナッツキャンディー
農家へ。製造から包装まですべてそこで作業されていて、一連の作業を見学できて
楽しかった。キャンディーはオブラートに包まれた半生タイプですごくおいしかっ
た。ココナッツが好きな人にはたまらん味だと思う。日本でいうぽんかん飴みたい
な感じです。おみやげに飴を買った後は、お昼ごはんタイムで、炒めた野菜と
お肉、御飯の簡単なプレート1枚のランチだったが、お腹がすいていたため、
ペロリとたいらげた。味も私にはあっていたので結構おいしかった。
←ココナッツキャンディー制作中。自然な味がしてうまし。
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●養蜂農家とジャングルクルーズ
食後、さらに小さな船に乗って養蜂農家へ。ジャニーズに入れそうなかわいい少年
が蜂の巣を見せてくれたが蜂の群れにちょいとぞぞぞとした。そこではちみつ
ティーとフルーツが出て、現地の演奏も聴けて、安いツアーなのになかなか充実し
ているなあと感じた。ただし蜂さんにまとわりつかれて少し恐い思いをするが。
ツアーの後半の目玉、ジャングルクルーズに出発、エンジンのついていない小さな
手漕ぎボートに乗ってメコンの支流をクルーズする。川岸の草木が間近にせまって
なかなか迫力のクルーズでした。しばらくゆったりとした時間を楽しみ、またエン
ジン付きの中ボートに乗り換え、最後に最初にのった船に乗り換え、桟橋に戻って
また3時間バスにゆられてシンカフェ前に戻った。


 ↑養蜂農家の少年。胸キュン。

↑クルーズ中。この後さらに小さな船に乗る


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●ナムアン2回戦
ミ・トーツアーの後、一度ホテルへ戻って休憩してから、オーダーしていたアオザ
イを取りにZAKKAへ。試着したら、中々の出来ばえで大満足。その後晩御飯を食べ
にナムアンへ。本当に気に入ってしまったので(安いし)又バーバーバーを飲んで、
最後にワインも頼み、舌鼓をうって帰ってきた。ナムアンにはずれなし。
←ベトナムの夜。バイク軍団、愛羅武友。
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【4日目】
●滞在最終日&ナムアン3回戦

国営デパートなどで知人へのおみやげと自分用にニョックマム(魚のお醤油)やブ
リキのベトナムコーヒーセットを買った。ひとしきり買い物をして、夜の9時にホ
テル前に迎えが来るので、それまで最後の時間を楽しむべく、滞在中通いまくっ
たZAKKA(ほとんど毎日行ってた)へ。いいかげんお店の人にも覚えられていて、
お話をしたりして楽しんでいた。しかし店内はいつも一杯で、ツアー客なんかが
どっと来るともうすし詰め状態。無理を言ったりするわがままなお客にも(日本人
だったが)笑顔で対応していて、接客は大変だ…。と感じておりました。それから
やはり滞在中通ったナム・アンで最後のディナー。ここでも顔を覚えられており、
店のおにいさんも親切にしてくれた。何度行ってもやはりおいしく、美食と買い
物の旅の最後の夜は、ほろ酔い気分で楽しく幕を閉じたのでした。ホテルに戻り、
荷物をまとめて迎えを待ち、夜の11時15分発のベトナム航空便で関西空港へ。
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【5日目】
●ありがとうベトナム

朝の6時20分に関西空港に着き、旅の疲れをねぎらいつつ皆と解散。
目眩をおこしそうな蒸し暑さには閉口しましたが、最後にはそれすら快感に変わる
ほど感覚もマヒしてきて気持よかったです。想像していた以上にベトナムは刺激的
でたのしく、ごはんのおいしいところでした。
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