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【DAY6】
●マイバスポンペイツアー
★朝、マイバスツアーの集合場所である、メトロポールホテルへ。ホテルのロビーにマイバスカウンターがあり、そこで受付をする。ツアー代1人110ユーロ(=約12,100円)を払い、現金の手持ちがな少なくなってきていたのでカードで支払った。ロングヘアの日本人らしきおにーさんとイタリア人男性の二人が雑談しながらの作業で受付終了。集合時間までロビーでのんびりして、点呼がかかるとバスへ。ヨーロッパの観光客の人もいるのかな?と思いきや日本人のみでありました。

 

マイバスツアーのバス。なかなか快適であった。
冷たいお水やコーラやビールなども積んでいていざって時便利。
 

 

「ナポリを見て死ね」と言われる位美しかった場所ですが、今は特に見なくても
死ねるみたいです。昔とは風景が変わってしまったとのガイドさん談。

 

只今営業活動中。おーそれみーおーすたんふろんてあて〜
 


★イタリア在住30年の肝っ玉母さん風のガイドさんの案内を聞きつつバスはナポリ〜カメオ工場〜昼食〜ポンペイの遺跡というコース。昼食は何百人か入る大きいホールで日本人観光客すし詰め状態。カンツォーネ付きということでしたが、超営業風情のおっさん2人がとって付けた様に歌って帰っていった。(きっちりチップ請求に各テーブルを回っていましたが)お料理はシーフード系でタコ天のみたいな揚げものや、魚介のトマトパスタ、タコサラダ、ジェラートなど、ぎょーさん出てきておいしかったです。4人がけテーブルだったので相席になりましたが、色々お話しながら楽しく昼食をとりました。1人はオランダに単身赴任に来ているおじさんで、もう1人はアメリカのボストンの大学に留学中のおにーさんでした。二人とも夏休みを利用してのイタリア旅だったそうで、海外在住の人々の話しがきけ、面白かったです。その時に、ヨーロッパを転々と旅してきたおにーさんが「ローマはヨーロッパ内でも物価が高い。」ともらしていました。日本より高いなあと思っていたので、やはり…。と、納得しました。

 

肝っ玉母さんに連れられポンペイ遺跡ツアー。嗚呼浪漫。
 


★西暦79年にヴェスビオ火山が大噴火し、その死の灰の直撃で一瞬にして埋もれてしまったポンペイの街。18世紀に発掘され、当時の生活の様子をそのまま見ることが出来る様になった。

 
 
↑人が埋もれた灰に石膏を流し込んだもの。寝ている間に埋もれてしまった
ようだ。腰にベルトの様なものを巻いていた。
 

 

↑宅急便マークだそうです。二人の人が何かかついでいる
レリーフ。わかりやすくてよろしい。
 

 

↑今も残る馬車のわだちのあと。重たいものを乗せていたんですなあ。
 


★遺跡内はものすごく広大で、1時間半じゃとてもまわりきれません。そこで主な所だけまわりますと肝っ玉母さん。パン屋跡、居酒屋跡、浴場跡、水道の遺跡、娼館跡、神殿などをざっとめぐった。遺跡とはいえ、今にもそこに暮らす人々の息づかいが聞こえてきそうな生々しさでした。雨ざらしになっちゃいけない様な出土品が置いてある、博物館の方にもいつか行ってみたいなあと思いました。

 

↑えんえんと続く石畳みの街並。馬車が走っていたこの溝には糞尿が
流れていたそうです。その為脇の一段高い所が歩行者用通路。
 


★遺跡見物も終了し、バスでローマに戻ると、すぐにテルミニ駅のインフォメーションへ行って今晩どこかでオペラが見れないか調べてもらった。イタリアに来たからにはやはり生で聴いてみたいもの。夏はオペラのシーズンオフですが(出演者バカンスの為?)、野外のフェスティバルや教会などでは時々やっているみたいで、インフォメーションのおねーさんに調べてもらったが、「明日ならあります」とのこと。明日は帰るんだよ〜。ひーん、と涙ぽろり。オペラはあきらめ、食い気に走ることに。メトロポールホテルの帰り道に見つけた「Ristrante PAOLO」に入った。通り道にオープンテラスの席があり、気持ちよさそうだったのでそこに座った。通りがかった時に、そこが妙にはやっていたので、きっとおいしかろうと思って入ったのですが、なかなかいい感じのお店でした。

 

↑ムール貝祭り。
 

 

↑「もーすとでりーしゃすわんはどれですか?」と聞いた所、このパスタを
薦められた。魚介のパスタでおいしかった。
 

 

↑スカンピが売り切れだった為頼んだ魚料理。
シーバスと書いてましたが日本名ご存じの方いますか?
 

 

二人でスパークリングワイン1本あけて、1人31ユーロ(=約3,410円)。
リストランテにしちゃ良心的値段でした。店のおねーさんも愛想がよく二重丸。
 



DAY|